CON展 en Ashikaga 2019
足利市の街なかに残されている古民家や空き店舗などを活用したグループ展、CON展に参加しました。
私に与えられた大島毛織の会場は、大正時代につくられた毛織物の工場跡地。
南側には渡良瀬川が流れ、北方向には鮮やかな織姫神社が望める立地にありました。
私は10点の写真作品と映像作品で構成した「河川をめぐる遡行的な思考によって」を出品しました。
渡良瀬川を中心とした河川の様々な姿を「層としての風景」シリーズの写真作品で表現しました。加えて、渡良瀬川の最下流から源流まで遡行しながら撮影した映像に逸見猶吉の詩の朗読、かつての洪水の映像などを素材として構成した映像作品を展示しました。
河川の過去と現在、視覚的なイメージと詩のイメージ、それらをめぐる歴史や社会問題などが複雑に関係性を結びながら作品化されました。
CON展の様子は以下のリンクからもご覧いただけます。
https://www.facebook.com/GroupConTen/
また、映像作品はこちらから視聴できます。
https://youtu.be/ApU7cqzHsMA